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ある画家



ツバメ愛全試合描く

一歩届かぬ優勝 人生重ね

プロ野球・東京ヤクルトスワローズの全試合を描き続ける画家がいる。東京都瑞穂町のながさわたかひろさん(40)だ。チームに自らの人生を重ねた一方的な偏愛だったが、ついに小川淳司監督から「一緒に優勝を目指しましょう」と激励された。

神宮球場に、ながさわさんはヤクルトのユニフォーム姿で現れた。「途中出場 6番森岡 スクイズ」「村中 今季初 2安打完封」「バレンティン ソロHR!! バックスクリーン左 二試合連続」…。広げた紙には、昨シーズンの名場面がびっしり。

ペンと色鉛筆で、B3判の紙に三連戦を収める。「単なる応援ではなく、記録作品」なので、相手選手も登場する。

時間の許す限り神宮球場に行く。行けないときや遠征の試合はBS、CSテレビの生中継を見る。ペナントレース百四十四試合、クライマックスシリーズ全試合を描く。外せぬ用事で数試合はニュース映像で済ますが、その場合は線だけで着色しない。「一緒に戦っていない」からだ。

試合中はプレーにだけ集中する。興奮から冷めた翌日、最低六時間かけ描く。生活資金は、開幕前にアルバイトしてためておく。

以前は楽天イーグルスを描いていた。「負けてばかりの寄せ集め集団」に自分を重ねた。山形県で生まれ育ち、東京芸大を目指し三浪した末に武蔵野美術大に入る。「油彩画から逃げ版画に転向」したが、絵だけでは食べてられず美術講師をした。弱くても懸命な楽天は「自分の負け犬根性に希望を与えてくれた」。

金銭成就で騒動の末、明大から入団した一場靖弘投手に肩入れした。新人ながら先発ローテの一角を占めたものの泥沼の七連敗。「弱い楽天の象徴でいろんなものを背負って投げる姿」に声援を送った。

〇九年に一場投手はヤクルトにトレード。敬愛する野村勝也監督も退任したことで、断腸の思いで「ヤクルト」に「移籍」した。地味ながら選手を大切にするチームカラーを知ると、熱烈なファンになった。

ヤクルトは健闘しても優勝に一歩届かない。「自分が変わらねばチームも変わらない」。銅版画、シルクスクリーン、ペン画とシーズンごとに画風を変えた。

一場投手は昨シーズン後、戦力外通告を受けチームを去った。ながさわさんもいったん引退を考えたが、年明け、イラストを見たマスコミ関係者の紹介でヤクルトOB会に招かれた。そこに小川監督がいた。「一緒に優勝を目指しましょう」。直接声を掛けてもらったことに感激し、再びともに闘う決意をした。

ヤクルトのキャンプ地・沖縄県浦添市の商店街から作品制作を依頼された。練習の様子を描き現地で展示する予定だ。「初めての春季キャンプ訪問。気合が入る」。いまは一場投手の将来だけが気掛かりだ。
(1月24日付東京新聞)



この方、ヤクルト浦添協力会のブログでも紹介されてます。

>外せぬ用事で数試合はニュース映像で済ますが、その場合は線だけで着色しない。「一緒に戦っていない」からだ。

「一緒に戦っていない」、この言葉、ファンの鑑です。
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テーマ : 東京ヤクルトスワローズ
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横浜在住のスワファンです。
2010年代はスワローズの年に。

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